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 サインはV〜尼崎のV字回帰をねらって〜

『教育予算を大幅にアップすべし!』
 平成15年度から教育費の構成比率はヒトケタになっています。17年度は9.9です。近隣の都市はすべて二桁を保っています。尼崎の発展のカギは教育にあります。大幅な予算アップが必要です。

 【未来をになう子どもたちのために】
 <少子化対策>
 『少子高齢化』が、大きな問題となって久しく、国も少子化対策として、『待機児童ゼロ』や『次世代育成支援』など、施設増設強化やサービス向上に力を注いでいます。現在の出生率が1.28、一方結婚し出産する女性の出生児数は平均して2.2人です。これを見ると、出産する女性と出産しない女性との隔たりこそが懸案であることが分かります。それで政府としては「働きながら育児を両立」する女性をケアする『待機児童ゼロ』や『次世代育成支援』を充実させれば、出産しない女性も出産する気を起こしてくれるだろうと一計を案じるのでしょう。それはそれでよいのですが、これだと進行する少子化に待ったをかけるのに一翼を担っている「(就労せずに)育児に一生懸命の女性」に対するケアが充分だとは思えず、福祉はそれにもしっかり応えなくてはならないのではないかと思います。
 <教育>
 『教育』は家庭から始まります。
 親の手元での『家庭教育』がなおざりにされがちではないでしょうか。我が子を抱きしめ頬ずりし、美味しいものを食べさせ、一緒に良く遊んでやる。そこにさらに行政からの温かい支援があればすばらしいものになります。
 今こそ子育てに注力する女性にスポットを当てて『福祉』『教育』を充実させるところから尼崎のV字回帰を狙って行きたいと思います。
 <小・中・高校の信頼の回復を>
 尼崎市の小中学校の学力実態調査の結果が発表され、全国平均を下回ることが示されました。このままでは、教育に熱心な人たちは他市に移ったり、私学を選ぶことになります。市立の小・中学校の学力向上のための強い施策を早急に実施する必要があります。また、公立の高校からでも難関の大学にいけるシステムもつくっていかなければなりません。公立学校に対する信頼の回復が、尼崎のV字回帰につながります。

平成17年5月26日

『Yaccoのおもい』3>
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