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 皆様にはお変わりなくお過ごしの事と拝察申し上げます。平素は大変お世話になっております。

平成16年度も終え新年度が始まりましたが、昨年度を振り返ってみますと、市議会は機能不全におちいり、市政は混乱迷走し、それでも市民は毎日を力強く、我慢強く生活を全うした一年間であったと思います。自ら選んだ(全市民が選んだ訳ではありませんが)首長のまねいた禍とは言え、よく耐えたものであります。
その首長は(よく言えたものだと思いますが)新聞紙上等において「6月の市議会選挙ではよく考えて(市民は)投票しなくてはならない」などとうそぶき驚かされたと思いきや、また市の財務危機を打開する公約をかかげ現職に就いた者の言葉とは思えないような「(尼崎市の)財務状況がこれほど悪いとは思わなかった」などといった発言に驚かされる一幕もありました。

 しかし、首長は首長です。代表権を持つ市民=市会議員として「是は是、非は非」として市の進むべき道を誤らないように努力していかなくてはならないのであります。
思想や考えは十人十色。それを議会に諮るから『民主主義』が保たれるのであります。首長の立場は唯一であるが故、なおのこと議会の発言に耳を傾ける必要があるとは考えないのでしょうか。首長の立場から「6月の市議会選挙ではよく考えて(市民は)投票しなくてはならない」の発言は全くのタブーであり、自身の好みの考えをもつ人物の当選を期待し、同時にそうでない者の落選を期待する言わば『民主主義を軽んじる発言』としか思えないのであります。

 新年度平成17年度は、私にとって新たな任期に向けての試練の時でありますが、『教育と福祉に心をこめて』のスローガンと共に、『圧政を排除し、民主主義を死守する』ことを声高にかかげ、注力致して参る所存であります。

どうぞ、ご支援下さい。

平成17年4月4日

『Yaccoのおもい』2>
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